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日本語日本文学科が講演会「ロヒンギャの子ども達への日本語支援」を開催

1月9日(木)、NPO法人西東京市多文化共生センターの片桐優子氏を講師としてお招きし、「ロヒンギャの子ども達への日本語支援」と題してご講演いただきました。

近年ミャンマー情勢の変化により、ロヒンギャ民族に関するニュースが増えています。実は日本にもロヒンギャの難民の方がたくさん住んでおり、そういった方々を支援している日本語教育関係者がいます。講演会では、ロヒンギャ難民の置かれている状況や歴史、片桐先生の支援活動の具体的な内容などについてお話くださいました。日本語教師という仕事がどのような社会活動と関わって行けるのかを考えるよい機会になったと思います。

ロヒンギャ難民の支援活動には本学からすでに関わっている学生もいます。会場ではそういった学生の感想も聞きました。

〈受講生からのコメント〉
?在日のロヒンギャ2世の子どもたちは、日常会話の日本語は話せるけれど、学校の授業で出てくる日本語の理解は難しい子が多いとありました。…これから日本で生活していく子どもたちにとっては、学校の授業で出てくる言葉がわからないのは問題だと思いました。
?たてばやしオンライン学習支援教室以外にも地域を中心に活動されていることが分かり、日本語教師も様々な分野で活躍できるということが分かりました。

(日本語日本文学科教授 岩田一成)

岩田先生より片桐先生のご紹介
片桐先生よりNPO法人西東京市多文化共生センターについて