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グローバルリーダーシップ?プログラム履修学生が子ども向け食育ワークショップを実施

9月23日、全学特別プログラム「グローバルリーダーシップ?プログラム(Program in Global Leadership Development)」の履修学生10名が、地域の子どもたちを対象とした食育イベント「食の源を知ろう!ワークショップ」を実施しました。

学生たちは一から計画を練って企画書を作成し、失敗や試行錯誤を繰り返しながら約半年間かけて企画を形にしました。当日は、食材が食卓にのぼるまでの流通の仕組みなどについて解説を行った後、廃棄野菜を使ったスタンプを用いて、子どもたちとともにエコバッグをデコレーションしました。
学生たちは子どもたちとともにウェルネスについての想像力を膨らませてワークショップを行い、全員が周りを巻き込んでのチームビルディング?リーダーシップの学びを深めることができました。また、子どもたちにとっても、健康な食事や食の持続可能性の大切さ、コンポスト(堆肥化)による食の循環、食を通して生まれるコミュニケーションの大切さなどについて知ることで、体験的に食についての学びを深める機会となりました。

今後は参加者を招待しての報告会を予定しているほか、プログラム履修者による、人やコミュニティーとのつながりを大切にしたイベント開催を継続していく予定です。

●参加した子どもの感想
「ひとつの食べものに、たくさんの人が関わっていることを知りました。農家さんががんばって育てて、それが私たちの食たくに並んでいることに感謝して食事をしたいです」

●学生のコメント
「今回の『食の源を知ろう』ワークショップは、今までのグローバルリーダーシップ?プログラムでの学びの集大成だったと感じます。2年生では、さまざまな種類のリーダーシップを学び日本語や英語それぞれで自分の意見をきちんと相手に伝えることを意識しました。そして3年生になると、さまざまな種類のリーダーシップのうち、自分の強みを活かせるタイプを探しつつ、相手や状況に応じて伝え方や振る舞い方を変えながら人を動かせるリーダーシップを身につけていきました。
今回のワークショップでは、私たちグローバルリーダーシップ?プログラムのメンバー以外にも多くの方々に関わっていただきワークショップを作り上げる中で、これらの経験が活きさらに磨かれたと思います。その結果、子どもたちが笑顔で積極的にワークに参加し、帰り際に保護者の方々へ楽しそうに話している姿を見て、食のイメージを楽しいものにし、知識を身につけてほしいという私たちの思いが実現できたと嬉しく感じました」

(国際交流学科教授 奥切恵)

子どもたちが食材の絵を描いている様子
野菜スタンプ作りについての説明
子どもたちがエコバッグを作成する様子