日系人小説家Kazuo Ishiguroが書いたイギリス小説The Remains of the Day (1988)を読み、discussionを中心にした授業を行う。この作品は1989年度のBooker賞を与えられ、多くのイギリス人が非常にイギリス的であると評価する小説である。ここに描かれたイギリス性とはどのようなものなのか、そしてそれをきわめてイギリス的であると懐かしむ心理の背景には何があるのかを問いながら、作品の理解を進めてゆく。映画版も平行して鑑賞する。
テキスト
Kazuo Ishiguro,The Remains of the Day, Vintage (1988).
参考文献?課題図書
授業時に適宜紹介する。
受講生への要望
作品を丁寧に読んでくることが必須。議論にも積極的に参加して欲しい。
評価方法
出席、予習、授業への積極的参加、期末試験を総合して評価する。
授業計画
1.Introduction 2.Presentation and Discussion of The Remains of the Day (1) 3.Presentation and Discussion (2) 4.Presentation and Discussion (3) 5.Presentation and Discussion (4) 6.DVD and Discussion 7.Presentation and Discussion of The Remains of the Day (5) 8.Presentation and Discussion (6) 9.Presentation and Discussion (7) 10.Presentation and Discussion (8) 11.DVD and Discussion 12.Presentation and Discussion of The Remains of the Day (9) 13.Presentation and Discussion (10) 14.Presentation and Discussion (11) 15.Review and Examination
自由記述欄
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