コード JC73-01
授業科目 教育調査
副題
副専攻
特記事項
担当者 大多和 直樹
単位 2
期?曜時 前期 集中
対象学年 2?3?4年

学習目標
 教育社会学における調査法を学ぶ。卒論などで、自分でテーマを設け、数量的な調査データを分析できることを目指し、その基礎を作る。授業では、まず文献で調査法について学習し、実際に二次データを分析する。単にコンピュータをもちいての分析法を超えて、教育社会学的に思考し「ものをいうこと」について学ぶことを目的としたい。
授業概要
 教育を題材としたデータを用いながら、社会調査データの二次分析に取り組む。2~4人の班で、グループワークを中心とした授業。
 1日目は、調査(分析)とは何を目指し、そのためにどのような思考が必要なのかを学ぶ。それをもとに、具体的なデータを用いつつ、グループでの議論を通じて問題関心を鍛え仮説を練る。2日目は、統計ソフトの基礎的なレクチャーを受けたあと、分析に取り組む。3日目は、分析を発展させ、ストーリーを作成する。最後に発表を行う。
テキスト
 高根正昭『創造の方法学』(1979 講談社現代新書)
参考文献?課題図書
 金原 克範 『“子”のつく名前の女の子は頭がいい―情報社会の家族』(1995 洋泉社)
受講生への要望
 最初から最後まで通して参加できる学生に限る。
 講義までにテキストを一読してくること。
評価方法
 平常点(50%)
 レポート(50%)
授業計画
1.ガイダンス
2.方法論の基礎/創造の方法学
3.単純集計から用いるデータの特性を知る
4.ブレインストーミング
5.グループの設定とテーマの絞り込み
6.仮説を練る①
7.仮説を練る②
8.クロス集計について
9.コンピュータ実習?SPSSの基礎をマスターする
10.分析①
11.カイ二乗検定とは
12.分析②
13.ストーリーを作る
14.プレゼンテーションの作成
15.発表会
自由記述欄

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