コード CC11-01
授業科目 古典文学演習Ⅰ
副題 (『万葉集』巻11を読む)
副専攻 C1
特記事項
担当者 多田 一臣
単位 4
期?曜時 通年 水2
対象学年 2?3?4年

学習目標
 『万葉集』巻11を演習形式で精読する。巻11は、巻12と対になる巻で、旋頭歌、正述心緒歌、寄物陳思歌、問答歌、譬喩歌など、表現の様式によって歌を分類している。これを最初から読むことで、古代和歌の表現のありかたを学んでいきたい。
授業概要
 演習形式ゆえ、各自の発表が基本となる。まず最初に、演習のやりかたについてガイダンスを行い、その後に巻の最初から順番に読み進めて行く。
テキスト
 中西進『万葉集 全訳注原文付(三)』(講談社文庫)を共通テキストとして指定する。
参考文献?課題図書
 多田一臣『万葉集全解1~7』(筑摩書房)を挙げておく。その他の参考文献等については、ガイダンスの際に紹介する。
受講生への要望
 毎回出席をお願いしたいが、それ以上に、発表者以外の積極的な発言を望む。なお、テキストとして巻11を含む一冊だけを指定したが、できればどのようなものでもよいから、『万葉集』全巻を揃えていただけると有り難い。講談社文庫の場合だと、全四冊になる。
 なお、この科目の受講希望者は事前に优德体育,优德w88体育app室で所定の手続きを済ませること。
評価方法
 発表内容、出席状況、演習の際の発言等を総合する。場合によってはレポートも求める。詳細はガイダンスの際に述べる。
授業計画
1.ガイダンス1
2.ガイダンス2
3.歌番号2351から順に読み進めていく。毎回3首程度を読むつもりだが、具体的な担当箇所は、ガイダンスの際に決める。
4.同上
5.同上
6.同上
7.同上
8.同上
9.同上
10.同上
11.同上
12.同上
13.同上
14.同上
15.同上
16.同上
17.同上
18.同上
19.同上
20.同上
21.同上
22.同上
23.同上
24.同上
25.同上
26.同上
27.同上
28.同上
29.予備日
30.反省会
自由記述欄
 古代和歌の表現の本質を考えることが大切。そのためには、表現を支える古代人の世界観をあきらかにしなければならない。そうしたことに感心ある皆さんに参加してほしい。

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