コード AR35-01
授業科目 人間の安全保障
副題
副専攻 A1?A3
特記事項 ※2011年度以前入学者:指定領域
担当者 秋山 信将
単位 2
期?曜時 後期 水2
対象学年 1(A)?2?3?4年

学習目標
 人間一人ひとりの人権や尊厳、それに私たちを取り巻く環境などを重視する「人間の安全保障」という概念について理解を深めることを通じて、現代の国際社会のあり方について学ぶ。
授業概要
 講義形式で行われる。最初、国際関係論の基本的な考え方を学び、そのあと「人間の安全保障」という概念が登場した経緯、およびその概念の意味するところについて理解する。そうした基礎的理解を背景に、いくつかの事例を取り上げ、「人間の安全保障」概念の現代国際社会における意味について学ぶ。
テキスト
参考文献?課題図書
 篠田英朗, 上杉勇司編『紛争と人間の安全保障: 新しい平和構築のアプローチを求めて』国際書院、2005
 勝俣誠編著 『グローバル化と人間の安全保障:行動する市民社会』日本経済評論社、2003
 福島安紀子『人間の安全保障-グローバル化する多様な脅威と政策フレームワーク』千倉書房、2010
受講生への要望
 講義中心の授業ではあるが、ディスカッションなども行っていきたいので、積極的な参加を期待する。
評価方法
 出席時のコメント、小テストおよび最終レポートによリ評価
授業計画
1.ガイダンス
2.国際社会のあり方と国際関係理論1:リアリズムとリベラリズム
3.国際社会のあり方と国際関係理論2:コンストラクティビズムとセキュリタイゼーション
4.安全保障とは?:国家安全保障から人間の安全保障へ
5.「人間の安全保障」概念の歴史的展開
6.冷戦後の新しい安全保障環境:内戦とグローバリゼーション
7.新しい戦争と正義の戦争
8.国連平和維持活動と人道的介入
9.事例优德体育,优德w88体育app:スーダンの紛争
10.復興支援と平和構築
11.経済社会開発と人間の安全保障
12.市民社会と人間の安全保障
13.「人間の安全保障」問題としての資源?エネルギー問題
14.軍縮と人間の安全保障
15.「人間の安全保障」と日本外交
自由記述欄

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