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学生が準備~企画を行った「カンボジアスタディツアー」を実施

国際交流学科の後期授業科目「Project Planning for International Cooperation(担当教員:岡橋純子)」の一環で、5名の履修者がカンボジアへ渡航しました。

シエムリアップ(およびアンコール遺跡群)、プレア?ヴィヘア、プノンペンへ赴き、現地で多くの見学や聴き取りをおこない、話し合いを重ねました。遺跡の管理、保全活用の現場では、カンボジア?日本の第一線の専門家にご説明いただき、大変お世話になっています。カンボジア政府当局(APSARA, APV)、JASA?早稲田大学、上智大学、奈良文化財优德体育,优德w88体育app所、筑波大学それぞれの文化財保全分野での専門家チーム、日本の国際協力機構(JICA)、在カンボジア日本大使館との交流を通して、多くの学びをいただきました。

学生たちは、事前にカンボジアおよび周辺のタイ?ベトナム?中国にも関係する歴史を学び、現代カンボジアの数十年に関して演習を重ねていましたが、そこで得た予備知識と、現地で見聞きし感じたことの重みとが繋がり、拡大した視野と確かな臨場観を得て帰ってきました。初日からカンボジアの国旗にも描かれるほどの国家の誇りであるアンコール?ワットに感銘を受け、遺跡の配置や図像にみるアンコール時代の価値観と現代カンボジアの社会文化との繋がりについても考えるようになりました。バイヨン寺院では、遺跡修復作業の一端を体験させていただいてオーナーシップを感じ、国際文化協力の実践とは国家間だけでなく政策レベルから匠レベルにわたり多くのアクター間の協力をも含んだものであることを実感することとなりました。これらの研修からの学びの記録を、現地でのメモをベースに振り返ってグループ日誌にまとめています。

参加学生は、カンボジア当局の方々と堂々と英語で意見交換を行い、日本の専門家の皆様とも深く心に残る交流を体験しました。予定されていた会合は全て、あまりの盛り上がりのため時間延長、都度スケジュール調整となりました。5名全員、ヒンズー教や仏教の変遷についても新たに学び知見を多様化させ、素材と味わい豊かなクメール料理はじめ日本でまったく紹介されきれていないカンボジアの文化に深く愛着を覚え、公共交通機関をのりこなし、健脚に磨きをかけて帰国しました。それぞれの今後の优德体育,优德w88体育app目標、世界観にインパクトを及ぼす研修となりました。

(引率担当教員:岡橋純子、上石 学)

参加学生の声はこちら

アンコール遺跡と各国による国際協力事業について説明を受ける
アンコール?トムて?古の街の新たな発掘調査の説明を受ける
西トッフ?遺跡て?建築調査と考古学調査との連携について学ふ?
アンコール?ワット西参道フ?ロシ?ェクトについて学ふ?